1〜12話
13〜24話
- 第13話「危険な賭け」Big Baby
- 育児のために、キャメロンに自分の仕事を任せるカディ。そこへ特別支援学級の教師サラが吐血して倒れ運ばれてくる。ハウスはキャメロンがどこまで許可するか試そうと、サラの血液異常の検査のために危険な放射線全身照射を要求。あっさり許可されて困ったハウスは検査を偽装するが、サラは心停止を起こしてしまう。レイチェルと母子の絆を感じず、苦悩するカディ。サーティーンと真剣に交際を始めたフォアマンは、愛ゆえに医師として危険な賭けに出る。
- 第14話「負けるが勝ち」The Greater Good
- ガン研究者の第一人者だったが、8カ月前子宮筋腫を患った際、研究が自分の本当にやりたいことではないと悟り、辞職したダナ。料理教室で助手をしていたところ、突然の自然気胸で倒れる。同じガン専門医のウィルソンはダナになぜ辞めたのか問い質すが、ダナは今の方が幸せだと言う。ハウスがキャメロンをやり込めたせいで、カディはやむなく仕事に復帰。一方、サーティーンが頭痛を訴え、原因はフォアマンがすり替えた本物の治験薬のせいだとわかるが…。
- ゲスト : ダナ役 ジュディス・スコット(『ゲス・フー/招かれざる恋人』マリリン・ジョーンズ役)
- 第15話「神を信じない神父」Unfaithful
- キリストの幻覚を見たという神父ブレッソンの診断を引き受けるハウス。病院で壊死を発症した神父が、かつて少年をレイプした疑惑により教会を転々とし、無神論者となった経緯を知り関心を持つ。一方、ハウスから、どちらか1人が辞めるか別れるかの選択を迫られたフォアマンとサーティーン。破局を演じてハウスの目を欺こうとする。カディはハウスが問題を起こすことを恐れて、知人が勢ぞろいするレイチェルの命名式に出席して欲しくないと言う。
- ゲスト : ブレッソン役 ジミ・シンプソン(「24-TWENTY FOUR-」クリス役)、
ライアン役 ジェイク・トーマス(『A.I.』マーティン役)
- 第16話「社交辞令」The Softer Side
- 男女両方の性を持つ遺伝子モザイクで生まれ、両親の選択により男子として育ったジャクソンがバスケの試合後に倒れる。MRIを経て、内視鏡検査の際に心膜液貯留を発症するジャクソン。その頃、サーティーンが彼の部屋で自殺願望を思わせる詩を発見し、両親は苦悩の末に遺伝子モザイクの件を告白すると、ジャクソンは激しく取り乱し吐血する。その頃、珍しく機嫌がいいハウスが睡眠中に呼吸停止を起こす。ウィルソンはヘロインをやっているのではないかと疑う。
- ゲスト : メラニー役 ジュリア・キャンベル(「HEROES」他、近年は多数のドラマにゲスト出演)
- 第17話「嘘をつけない男」The Social Contract
- 脱抑制で自分を押さえられず、思いついたことを全て口にしてしまう編集者ニック。鼻血を出して倒れ病院に運ばれてくると、診断チームに罵声を浴びせ、女性陣には性的な妄想をしゃべり倒す。脳幹に近い場所に異常が見つかったため、チームは神経サルコイドーシスの線で治療を開始する。ウィルソンが自分に嘘をついて、ある医者と会っていることを突き止めたハウス。ウィルソンは大学時代に家出した弟ダニーが、最近見つかったのだと告白する。
- ゲスト : ニック役 ジェイ・カーンズ
(「ザ・シールド~ルール無用の警察バッジ~」 オーランド・“ダッチ”・ワーゲンバック役)
- 第18話「死を告げるネコ」Here Kitty
- 養護老人ホームの看護師長モーガンが発作を起こし、緑色の尿を漏らす。検査の結果、症状を偽っていたことが判明するが、彼女は「猫が死を予言した」と主張しハウスは面白がる。直後に本当の気管支けいれんを起こしたモーガンは茶色の尿を出し、背中にクモ状静脈も発症する。株に失敗して、多額の損失を出したタウブ。高校時代の知り合いで医療機器会社のCEOニールと出会い、新しいレーザーメスに投資することを決意。ハウスに辞職を申し出る。
- ゲスト : モーガン役 ジュディ・グリア(『ヴィレッジ』キティ・ウォーカー役)
- 第19話「閉じ込められた心」Locked In
- 自転車で事故を起こし、ミドルタウンの病院で脳死判定されたリー。その場に居合わせたハウスは、リーがまばたきで意思表示出来ることから閉じ込め症候群だと診断し、プリンストン病院に転院させる。知人に騙され辞職を撤回するタウブに、良いアイディアを出せば復職させると言うハウス。チームは各々案を出すが、どれも間違いで診断は行き詰まる。一方、ハウスはミドルタウンにいた理由を追及するウィルソンに深刻な事態を告げるのだった。
- ゲスト : リー役 モス・デフ(『キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語~』他出演の俳優でありMC)、
モリー役 フォーン・A・チェンバーズ(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』ドロシー・ベイカー役)
- 第20話「突然の別れ」Simple Explanation
- 心不全で瀕死のエディは、妻シャーロットが呼吸不全を起こすと途端に状態が持ち直す。チームはシャーロットの診断を始めるが、カトナーの姿が見えない。フォアマンとサーティーンが家をたずねると、そこには銃身自殺を遂げたカトナーの遺体があった。衝撃を受けるチームのメンバーたち。ハウスは自殺に納得が行かず、殺人の線まで疑い始める。一方、シャーロットは夫のために仮病を使っていたこともわかったが本当に重症となり、ある願いを口にする。
- ゲスト : シャーロット役 コリーン・キャンプ(『ダイ・ハード3』コニー・コルワスキー役)、
エディ役 ミート・ローフ(世界的大ヒットアルバム「地獄のロックライダー」を代表作とするロックシンガー)
- 第21話「救世主」Saviors
- 環境保護活動家のダグは、抗議活動後に突然立ち上がれなくなる。並行感覚障害のほかしゃっくりが止まらず、斜頸が出たり、ケガもないのに大腿骨を骨折する症状が出て、ハウスは確証がないがガンだと診断する。一方、キャメロンが、なぜチェイスとの休暇旅行を取らないかにこだわるハウス。チェイスは理由がわからず業を煮やして別れを切り出す。その頃、心停止したダグはガンでないことが判明。ハウスはウィルソンの行動から診断のヒントを得る。
- 第22話「2人のハウス」House Divided
- レスリングの試合中に爆発音を聞いて倒れた聴覚障害者のセス。ハウスは許可なく脳生検の際に人工内耳を付けてしまうが、セスは人工内耳を頑なに拒んでいたため診断の主導権はフォアマンに譲ることになる。2週間後に結婚式を控えたキャメロンとチェイス。ハウスはチェイスのバチェラー・パーティを自ら企画すると宣言する。一方、カトナーが自殺して以来不眠症に悩み、アンバーの幻覚に悩まされるハウスの症状は次第に深刻なものとなっていく。
- ゲスト : エリー役 クレア・ケアリー(「ジェリコ~閉ざされた街~」メアリー役)
- 第23話「消えないアンバー」 Under My Skin
- 始終つきまとう幻覚のアンバーが、ハウスの診断にも意見するようになってくる。休暇を取り自宅に引きこもっていたが、フォアマンが現われ、稽古中に呼吸困難を起こしたバレエダンサーのペネロープを診断することに。ハウスはアンバーの出した肺炎の線で診断を進めるが、自信が持てない。やがて幻覚の原因がバイコディンにあると認めたハウスは、カディに見張りを頼んで薬を断とうとする。一方、キャメロンが死んだ夫の精子を冷凍保存していると知ったチェイスは…。
- 第24話「脳からのメッセージ」(最終話) Both Sides Now
- バイコディンを断つことに成功し、カディと一夜を過ごしたハウスは上機嫌で病院へ。だが、当のカディに冷たく突き放されてしまい、彼女をわざと怒らせ真意を探ることに。そんな中、他人の手症候群を発症し血の涙を流したスコットが病院に運ばれてくる。検査の結果、ハウスはすい臓ガンを疑うが、不整脈が見つかり心疾患の線を探る。キャメロンの本当の気持ちに気づき、よりを戻すチェイス。一方、ついにカディを怒らせたハウスは衝撃の事実を知る…。
- ゲスト : スコット役 アシュトン・ホームズ(「ザ・パシフィック」シドニー・フィリップス1等兵役)、
シュワルツ役 カール・ライナー(『オーシャンズ11』シリーズ他出演の俳優であり映画監督)